個々人に合わせて身体機能に影響を与えるカラーを選んでレンズを作成するフィジカルサポートカラー(Physical Support Color=PSC)。
この話をしたところ、興味を持たれて度付きシューティンググラスをお作りしました。
お客様は、エアガンのシューティングゲーム「スティールチャレンジ」のプレイヤーです。
スティールチャレンジとは、専用のフィールドに設置された5枚のターゲットをエアガンで撃ちぬき、タイムを競い合うシューティングゲームです。
0.1秒を争うスティールチャレンジには、ブレのない精度の高いシューティング技術が必要不可欠です。
体幹を安定させ、身体機能をサポートするフィジカルサポートカラー(PSC)は、この競技との相性が良いのではと考えられました。
確かに体幹の安定により、精度が上がることが期待できます。
さらに言うなれば、”コントラストの最適化”が最大の効果であるPSCは、スポットライトや天井照明などの光刺激から目を守ってくれるので、メンタルにおいても良いパフォーマンスに繋がることが期待できます。
フィジカルサポートカラーにより安定したタイムを出すことが可能になり、その結果タイムの短縮に繋がれば革命的なシューティンググラスを作ることができます。
お客様の希望と当店の期待が合致いたしました。
普段はメガネが要らないお客様でしたが、50歳を迎えた頃から少し見えにくさを感じていました。
その違和感はスティールチャレンジにも多少影響が出ているようで、今回の作成理由の一つでもあります。
視力をお測りすると1.2の視力でしたが、わずかに乱視があることが分かりました。
その乱視を矯正すると、視力が一気に2.0まで上がります。
2.0は見え過ぎかもしれません。
過矯正にならないよう度数調整し、試しに装用テストで2.0の視界を体験していただいたところ本人曰くそんなにキツく感じず、むしろよく見えていい感じだとのこと。
もともと数年前までは2.0に近い裸眼視力だったお客様。
普段なら矯正を躊躇しますが、今回はシューティンググラスです。
使用目的を”スティールチャレンジのみ”と限定し、他では使用しないことも踏まえてお作りすることにしました。
お客様のフィジカルサポートカラー(PSC)は、右目がグリーンで、左目がグリーンとイエローの混色です。
フィジカルサポートカラーは、左右非対称になることもあります。
フレームは、お客様が持ち込まれたWileyXのBOSSにしました。
フィッティングを確認しましたが、ガスケットのおかげでお鼻にもちゃんとフィットしてたので問題なしと判断しました。
シューティンググラスは、レンズだけでなくフレームとの相性も大切です。
どんなに高額なレンズを使用していても、フレームのフィッティングが合っていなければレンズの効果を生かすことが出来ません。
フィジカルサポートカラーによる体幹安定、コントラストの最適化、それに視力矯正を加えた超精密度の度付きシューティンググラスが出来上がりました。
今回の事例は全てのお客様に適応できるものではありません。
どちらかの一方的な要求や推奨で実現するものではなく、フィジカルサポートカラーや視力矯正に対する相互理解と許容が必要です。
後日、練習で使用してみたところ、下半身に力が入り照準の精度が上がった感じがするそうです。
タイムの短縮まではいきませんが、ブレがちだったベストタイムも安定して出るようになったと仰ってました。
タイムが安定してきたとうことは、シューティング精度が上がってきたと言えます。
フィジカルサポートカラー(PSC)がお役に立って嬉しく思いました。
良い結果に繋がるよう、これからもサポートして参りますので、よろしくお願いいたします。
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【シューティング用フィジカルサポートカラー度付きサングラス】
■フレーム
WileyX BOSS WXEN166F
お客様持ち込み品
■レンズ
KODAK TUFFNEX SPORTS 8c PSC
撥水コート付き
フィジカルサポートカラー(PSC)
右/GR1、左/GR1+YL1
■加工代
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