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スティールチャレンジ用の度付きシューティンググラスをお作りしました。



「スティールチャレンジ」とは、アメリカで始まった通称”Steel Challenge”をエアソフトガン向けにアレンジしたもので、設置された5枚のターゲット(鉄板)を撃ったタイムを競う競技です。



そのプレイヤーであるお客様から競技専用の度付きシューティンググラスのご相談をいただきました。


普段は裸眼で問題なく過ごせるお客様。

ただスティールチャレンジをプレイしている時、わずかにターゲットのブレを感じる瞬間があり、そのことが気になっていました。



早速、視力を確認してみると裸眼視力が右1.0、左0.8でした。

利き目が右目で、両眼視力は1.0〜1.2。


確かに日常生活では不自由のない視力ですが、左右の視力に「差」があることが気になりました。

さらに詳しく調べてみると、左右にわずかな乱視があることが分かりました。



普段なら矯正する必要のないくらい僅かな乱視度数です。

しかし、そのわずかな矯正で視力が1.5までアップしました。


左右の視力を整え、見え方のバランスをとった結果、視認物の奥行きに明確な差があることを認識できました。



スティールチャレンジのターゲットは、均等に並べられているわけでなく、ターゲットに高低差や奥行きをつけ、付近等に並べられます。


視力の明視域(矯正して見える範囲)が広がれば、ターゲットをより的確に捉えることができます。

一般のメガネではあり得ない超精密な視力矯正なので普段使用には使えませんが、0.01秒を競う競技であれば「有り」なのかも知れません。



お客様にはテストレンズで仮メガネを作り、装用時間を長く取り、矯正した状態で様子を見てみました。

競技用の精密な矯正です。

見えることが大事ですが、競技中に疲れないことも大事です。


幸い目立った疲れもなかったので、この矯正でお作りすることにしました。



フレームはお客様の持ち込み品、WileyX(ワイリーエックス)のMARKER。

レンズは、防眩フィルターレンズのネオコントラストにしました。



お渡し後、練習で早速使ってみたそうです。

裸眼では室内の照明が気になっていましたが、ネオコントラストで眩しさは適度に抑えられ、矯正した視力でターゲットも捉えやすくなり、動作に余裕が出てきたそうです。


今までの感覚とは異なるので、新たな感覚との擦り合わせが必要ですが、うまく融合するとタイムの短縮も期待できます。



とてもシビアな「スティールチャレンジ」の世界。

いろんな世界があるんだと大変勉強になりました。


今回のシューティンググラスは競技だけのご使用をお願いします。

どうかお作りしたシューティンググラスがお役に立ちますように!!



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【WileyX シューティング用度付きサングラス 】

■フレーム

 WileyX WX MARKER

 グロスブラック

 お客様持ち込み品

■レンズ

 KODAK 1.60ネオコントラスト AS

■加工代

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