若き自衛官へ作成した射撃用・度付きクリアサングラス
- としひろ 山口
- 14 分前
- 読了時間: 2分

あるショップ様からの紹介でご来店くださったお客様。
成人を迎えたばかりのような若さの中に、静かで揺るぎない芯を感じる方でした。
お話を伺うと、自衛官として日々訓練に励んでおられるとのこと。
その佇まいに自然と納得しました。

射撃訓練の際に
「標的がはっきりしない」
「距離感がつかみにくい」
と感じる場面があるとのこと。
運転時にはメガネをかけることもあるそうですが、普段は裸眼で過ごしているそうです。
自衛隊というお仕事は、集中力と安全性が求められる環境。
だからこそ”見えること(視覚)”は重要です。

お持ちになったフレームに度付きレンズを入れたいとのご要望なので、そのフレームを生かし度付きクリアサングラスを作成することにしました。
お持ちになったフレームは、オークリーのRADAR PLATE(レーダープレート)。

オークリーの最新スポーツモデルで、広い視野と高いフィット感が特長です。
顔を包みここむような一枚レンズ(シールドレンズ)により、広範囲を見渡すことができ、ズレにくく激しい動きにも対応します。

射撃のように、わずかなブレが結果に影響する場面でこの安定感は大きな武器となります。
レンズは、ICRX TRIクリアにしました。
TRI(トライベックス)は、非常に高い耐衝撃性を持ち、防弾性能規格にも対応する安全性を備えています。

訓練とはいえ、予期せぬリスクはゼロではありません。
視界を整えることと同時に、”目を守る”ことも今回の大きな目的といえます。
シールドレンズの度付き加工は、通常のレンズとは異なり特殊なダイレクト加工が必要です。

光学中心の位置調整や、カーブ補正を適切に行わなければ、本来の性能は発揮されません。
見た目以上に繊細な設計が求められます。
また、裸眼で過ごすことが多いと聞いたので、日常でも度付きメガネを使用し常に正確な視覚環境に慣れておくことを提言しました。

距離感は「見える」だけですぐ精度が上がるものではありません。
両眼視機能を安定させ、日頃からクリアな視界に身体を順応させおくことが大切です。
備えは日常から始まります。
訓練の積み重ねが、確かな力になることを願っています。
若き自衛官の志と責任感に敬意を込めて。






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