カラーによって視界をコントロールすることで体幹の安定など、身体機能をサポートする「フィジカルサポートカラー」の話を聞いてご来店くださった爲田学選手。
以前は2.0あった視力も数年前から見えにくくなってきたので、視力測定も兼ねてのご来店でした。
自分に合うカラーサングラスを着けることで身体機能向上に効果があるのならぜひ作ってみたいとのこと。
カラーの測定の前に、まずは現在の視力を確認するために視力測定を行いました。
裸眼では両眼で1.0見えますが、片眼ずつだと0.7~0.8程度。
一般の方ではこの視力でも全く問題ありませんが、もともと2.0の視力があった方はこの見え方でもすごく見えにくく感じます。
よく見えてた時とのギャップの差が大きんですね。
さらに詳しく測定すると、右目に乱視、左目にはわずかな近視があることが分かりました。
それぞれの目を補正し、見え方を確認すると明らかに見え方が改善されました。
久しぶりによく見える視界に嬉しそうな爲田選手。
ただ時間を置くと少し疲れる感じがしました。
レースのことを考えると視力は補正した方が良さそうですが、それで勝負感がズレるようだと意味がありません。
それだけシビアな世界にいる方々です。
視力補正やカラー選定はとても気を遣います。
度付きサングラスでお作りするかは一旦置いて、次はフィジカルサポートカラーを測定することにしました。
カラーによって異なる体幹の安定を、爲田選手と確認しながら決めていきます。
いくつか候補のカラーがある中で、最も体幹が安定したのは「赤🔴」でした。
両眼とも赤🔴で体幹が安定、片目ずつカラーが異なることが多いフィジカルサポートカラーの中では逆に珍しいです。
ただ右目の赤を少し濃くした方が良かったので、右目の赤🔴だけを濃くして作ることにしました。
フレームは、今年から本格的に取り扱いを始めたRudyProject(ルディプロジェクト)。
モデルはDeltaBeat(デルタビート)。
ビッグレンズがフレームを邪魔せず、パノラマを思わせる広い視界を確保します。
ノーズパッドが微調整できるところもルディの良いところ☆
そのまま着けることも多いスポーツサングラスの中で、フィッティングの微調整ができるルディプロジェクトは、私たち日本人との相性が良いスポーツサングラスだと思います。
最終的にレース時の視力に今のところ不便がないことと、乗車感覚に変化があると困るので、今回は度無しで作成することにしました。
仕上げた後、お住まいの沖縄まで発送しました。
使用感はまだ聞くことはできていませんが、お作りしたサングラスがお役に立てることを心から願っています。
爲田選手、この度はありがとうございました!
北九州に来た時は、ぜひSUNPLUSにも寄ってくださいね。
これからも応援しています!!
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【競輪用フィジカルサポートカラーサングラス】
■フレーム
Rudy Project DeltaBeat
SP740387-01 フローズンアッシュ
■オプティカルドック
FR740087
■レンズ
KODAK TUFFNEX SPORTS 6c
フィジカルサポートカラー
右/RE1+RE1(薄い赤の合色)
左/RE1 (薄い赤)
■加工代
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